北へ(1)

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有給取得して、北へ。まあ、「あの切符」の時期だし。

諸般の事情により(要は寝坊しただけだが)、最寄りの駅ではない駅から乗車。3728D。ちなみに、札幌圏を除き、JR北海道の普通列車はワンマン運転が基本である。


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終着駅まで乗車。流氷は、ぽつりぽつりと残されている。

終着駅。乗り換え5分。駅弁のある駅なのだが、(大して列車も来ない駅に貴重な列車が到着したというのに)販売所が無人。仕方なく、そのまま乗り継ぎ。4662D。キハ40 800番台2両+キハ54 500番台(客扱い無し)。「合理化(=駅の棒線化)」のおかげで、閉塞区間が長くなり、交換にえらく待たされる様になる。

とはいっても、この後に比べればかわいいモノだったのだが・・・。

この列車も、終着駅まで完乗。ほとんどの普通列車がこの駅を始終着とするのには、理由がある。

この駅では、乗り換えに1時間20分ほどの時間がある。

なので、
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ここで、

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こんなものを食べる。昔は、夜行特急(急行)が深夜、この駅を通過する時刻に合わせ、深夜営業もやっていたらしいが。また、コンビニの普及と、何より鉄道の価値低下により、駅構内での飲食業も以前より価値が低下している現在、少なくとも道内では、「駅そば」のある駅は貴重である。駅舎の建て替えその他により、駅そばが閉店している現状がある。札幌圏ですらその状況の中、こんな駅(失礼)で営業を続けておられるこの駅そばに感謝。

駅そば同様、北海道では駅弁を売っている駅が非常に貴重で、この駅でも駅弁を扱っていない。なので、少し外に出て、スーパで食料を買い込む。何せ、次の列車は・・・、「ある日本記録」を持っている、タイトルホルダーなのだから。

とはいえ、食料の調達には、単純に長時間乗車、という面が大きいが。

さてその列車、4626D、ふたを開けてみれば、何のことはない、先ほどの4662D、先頭のキハ40をこれまでの最後尾につなぎ替え、客扱いをキハ40+キハ54とした列車。つまり、先頭車両は変わらない

始発駅発車時にはそこそこ乗車していたが、2駅目を過ぎた時点で、筆者を含め、4人の乗車。筆者以外の3人はグループ。どちらも2両目に陣取っており、先頭車両には、運転士しかいないという悲惨な状態に。

さて、この区間、○○グループとか言ってほげほげ○○駅というのが続き、そのうち一日2本しか列車が止まらない駅が含まれる(なんかのゲームのCMでネタにされていた)が、その一日2本のうちの最終列車が4626D。この駅を発車してから次の駅までなんと1時間8分かかる、これが日本記録。その間、何をしているのかと言えば、発車してから時速30km程度で信号所をひとつ通過し(これもほげほげ○○信号所(元駅だ))、長いトンネルを抜けた先の2つめの信号所(これも元駅、かつ現在道内最高地点にある停車場)で特急列車との交換待ち合わせで17分停車。その後は通常の運転に戻るも、そもそも駅間が30km以上あるため、なかなか次の駅に到着せず、という具合。

ついでに言うと、せっかくついた次の駅では、時間調整のために30分以上停車。

さすがにちょっと疲れて終着駅に到着。ここまで4時間近い乗車である。

本日は、この地に宿泊。明日以降に備える。

何せ、明日以降の方がきついもんなあ・・・。

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