北へ(3)

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本日は、帰路。乗車時刻がゆっくりのため、宿の朝食を食い、出発。
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この駅と札幌駅との間は特急列車が高頻度運転されており、国鉄時代から、在来線の表定速度記録のタイトルホルダーだったりする。まさにJR北海道の顔である。そのかわり、普通列車の運転が極端に少ない。昔機関区が設置されていた駅からは、多数運転されている。

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この駅、最近高架化され、ホーム全面に屋根がかかっているのだが、列車から落ちる雪が氷となってこんな状況に。さすが、豪雪地帯である。

2156M。狙い通りの711系。実は、乗ったことなかった。
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きわめて独特の乗り心地。加速はゆっくりだが、ノッチ切り替えショックがほとんど無い。
ここから約50kmの乗車だが、駅は7駅しかない。軌道状態もきわめて良好。
少々脱線するが、いわゆる花咲線も最近乗車した。軌道中心が蛇行するなど、軌道状態が良くなく、路線に愛称がつけられていることといい、貨物・優等列車が運行されていないことといい、JR北海道はこの区間の廃止を計画しているのでは、と勘ぐってしまうほどだった。今回の旅で乗車した路線は、そこまでひどい状態ではなかったため、まだしっかりと維持していく意思は感じられた。

さて、2429D乗車。これは、下の写真がすべて。始発時は単行。
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定刻に発車。
某ドラマで有名な駅にて、1両増結。
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高倉健主演の某映画のロケ地となった駅を過ぎ、最近事故続きの路線とトンネル内信号所にて合流する。その際は、トンネル進入前に信号が設置してあり、いったん停止後、汽笛を鳴らして進入。
この区間は、労働争議に絡んだ脱線事故が発生するなど、難所だったが、このトンネルの開通・無煙化により緩和している。それでも、道東-道央の連絡路のネックには変わりない。

トンネルを抜けた後、大きく蛇行して峠を下り、駅に到着。ここでも駅そば。停車時間5分と短いため、持ち込み容器にて購入。北海道では、なぜかこの「どん兵衛」の上に乗っかるような、「天ぷら」がどこの食品売り場でも売っており、駅そばでも「天そば」では定番である。首都圏の「天そば」の感覚で頼むと、少々驚くと思う。
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その後は、ひたすら十勝平野を東進し、
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信号場にてDF200を待避し、秘境駅の一つに挙げられることもある
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この駅で、
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4012Dの待避・交換を行い、定刻に終着駅に到着。

このあと、初日に乗車した駅まで向かって、ようやく帰宅。

文庫本は何冊か持って行ったが、ほとんど読まず、ぼーっと景色が流れるのを見るという贅沢な休暇を楽しむことができた。また、沿線の風景から、考えさせられることもいろいろあった。

さて、この後は、まとめ。

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