F35ステルス戦闘機、日本が共同製造参入へ(YOMIURI ONLINE)
んーと.国内企業が,自衛隊向け機体のライセンス生産を行う,という話にとどまらず,(将来的に)他国向け機体の一部分の生産に参加する,という話ね.
# そのように読んだ.
良い話,というよりも良すぎる話だな.
F-35は,米空軍・米海軍・米海兵隊の3軍と英軍をはじめとする国(いわゆる西側諸国)の要求を満たす3タイプの機体を,開発費を分担して開発中である.そして,各国それぞれ必要な機数を購入することになっている.
当然,生産に自国企業が加わった方が,産業・雇用の面で望ましい.
日本は,F-35開発には参加していない.開発参加国でも参加時期・開発費負担額でランクが有り,ランク上位の国から優先的に機体を受け取ることが出来るスキームになっているはずが,後から機体だけ購入するだけの国に生産参加させるのは,どう考えてももめる話.
とすれば,考えられることは,日本に開発費の負担を求める事で,開発参加国を納得させる動きがある,あるいは最悪のケースとして,F-35が開発参加国の要求にミートしないので,誰もほしくない欠陥機であること.
あくまで憶測だが.
開発費の負担程度ならば,まだ納得いくが,後者であれば,さっさと別機種を選定して手を切ってほしいところ.
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