独自開発と国際共同開発

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純国産の新型哨戒機「P1」、厚木基地に配備


一年遅れではあるものの,順調といって良いのではないだろうか.その上,初のエンジンまで国産の自衛隊実戦機.(練習機ではT-1A1,T-4,があった)
兄弟機の(XC-2)も若干遅れているものの,コンセプトレベル・技術的レベルでの致命的問題はいまのところないようだし,US-2も輸出の話が出てきたし,と航空分野でもようやく花が開き始めたこともあるし,まずはめでたい.

兵器に限らないが,製品開発は要求元が単一でないと成功しない.製品としてまとめるためには,目的が明確であることが必要だからだ.

これにくらべ,JSF(F35)のぐだぐだっぷりといったら.以前から,戦車の米独共同開発(MBT-70)とか,海空軍の共同開発(F-111)とか,共同開発には良い結果をもたらしたものがないのにもかかわらず,またやってしまった,というやつだ.
最初からスケベ心をだして人の財布を当てにするとろくな事が無い.

今後とも,真面目に地道に進んでいってほしい.

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