2012年11月アーカイブ

変化を実感

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「党首討論、ニコニコ動画の場を活用して」安倍晋三氏(朝日新聞)


ここ最近の変化の象徴的なトピックだとおもうのでリンク.とりあえず「NHK涙目.」と言っておく.

F-35国内生産へ?

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F35ステルス戦闘機、日本が共同製造参入へ(YOMIURI ONLINE)


んーと.国内企業が,自衛隊向け機体のライセンス生産を行う,という話にとどまらず,(将来的に)他国向け機体の一部分の生産に参加する,という話ね.
# そのように読んだ.

良い話,というよりも良すぎる話だな.

F-35は,米空軍・米海軍・米海兵隊の3軍と英軍をはじめとする国(いわゆる西側諸国)の要求を満たす3タイプの機体を,開発費を分担して開発中である.そして,各国それぞれ必要な機数を購入することになっている.
当然,生産に自国企業が加わった方が,産業・雇用の面で望ましい.

日本は,F-35開発には参加していない.開発参加国でも参加時期・開発費負担額でランクが有り,ランク上位の国から優先的に機体を受け取ることが出来るスキームになっているはずが,後から機体だけ購入するだけの国に生産参加させるのは,どう考えてももめる話.

とすれば,考えられることは,日本に開発費の負担を求める事で,開発参加国を納得させる動きがある,あるいは最悪のケースとして,F-35が開発参加国の要求にミートしないので,誰もほしくない欠陥機であること.
あくまで憶測だが.

開発費の負担程度ならば,まだ納得いくが,後者であれば,さっさと別機種を選定して手を切ってほしいところ.

高校入試

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ここ5年ほど,自宅にTVがないので,リアルタイムにTVを見るのは帰省したときくらい.そうはいってもなんだかんだで深夜の連ドラはぼちぼちチェックしている.で,今期チェックしているのは,姉からおすすめされて見ている高校入試と,以前のSeason1のときに友人宅でおすすめされた孤独のグルメSeason2
孤独のグルメは以前コメントしたので,今回は高校入試.

いやー,やはり高橋ひとみは最高ですわ.あれは,余人をもって代えがたい.スキャット美香子からさらにパワーアップしている感じ.

それはともかく.地域トップレベル県立高の入試を舞台に,試験-採点で起こる様々が描かれている.が,あんなに杜撰な試験監督はないぞよ.定期試験でもないレベル.

さて,誰がどんなことをやらかし,どれが致命的なことだったのか,今後が楽しみ.おすすめである.

あれ,あの件どうなったっけ?

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そういえば昔,メディアでさんざん言われていたけれど,今は誰も言わなくなったこと.

・日本,基礎研究ただ乗り論
日米半導体摩擦のあたりに,米国から言われていたような.そりゃ,ショックレー・バーディーン・ブラッテンはベル研だし,日本がさんざん先人から学んできたことは事実だが,物まねすら,トライアンドエラーがなければ自分のものにはなり得ない.
日本企業の中央研究所設立ブームにはつながったが,その後どうなったっけ?日立にはまだあるが.
となりの大陸半島の国を見るにつけ,単に物まねすることすらできるところは少ないのだな,と思うようになった.

・ナノテク
クリントンあたりがぶち上げたはず.
・・・いまどうなったんだろう.
iPS細胞あたりに,その片鱗が残っている,のか?

・成田,アジアのハブ空港失格論
これは,半分当たり.成田は,遠すぎる.羽田ですら,ちょと遠い.ただ,横田空域の問題もあり,羽田・成田とも簡単に発着回数を増やせないので,根本問題は解決していない.
が,これの肝は,「ハブ空港の回りには,多国籍企業のアジア本部が集中する事になるので,それを他に奪われる事は,日本の地盤沈下を意味する」っていう論理だった,と思う.
# NHKでやってた記憶が.

今や,インターネットの発展がその論を上回ったのか,(当時「ハブ空港のモデル」として取り上げられていた)インチョン空港は・・・.もう言うまい.

ということを思い出すと,メディアの未来予測とか,危機感をあおる論は,あんまり信用しなくなる,のだよね.

標準化にみる国民性

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さようならHTML5...。アメリカ人と日本人の標準化に差を感じる


性格,なのかねえ.ちなみにMPEGに関しては,リンク先の通り.MPEG-4なんて規格全部実装したものは永久に出ないだろうし,我々になじみの通信技術にしても,標準にはなったけど,実装がいっこうになされないものなんてごまんとある.

もちろん,指摘の通り,例えば日本の携帯音楽プレーヤーがそのおかげで衰退した(もっと直接的に言うと,iPodが席巻してWALKMANが沈んだ)のだから,どっちが良い悪いの問題ではないのだが.

それも含めて,日本が勝つ方法を考えることがアカデミックに課せられた課題,と思う今日この頃.

なんと言っても,技術をトータルに見て方向性を示すことの出来る数少ない国なのだから.