2013年1月アーカイブ

新在直通運転@海峡線

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13年度予算案:北海道新幹線新青森−新函館間に1000億円 今年度並み確保


北海道新幹線 新青森-新函館のうち,新中小国信号場-木古内駅間は既設の「海峡線」との三線軌条となる.

これ自体は,既に決められていることである.特に目新しいことはない.

少々脱線するが(鉄話だけに),筆者,冬の帰省時は,函館空港まで航空機,函館駅からは鉄道を利用している.つまり,海峡線とそのほかの路線を乗り継ぐこととなる.今回も同様の経路を利用したのだが,津軽海峡線の軌道状態が悪いと感じた.比較対象は奥羽本線.津軽海峡線は,青森-(津軽線)-新中小国信号場-(海峡線)-木古内-(江差線)-五稜郭-(函館本線)-函館と複数の路線を経由し,特に津軽線,江差線とローカル線があるため,日本海縦貫線の一部を形成する(とはいえ,青森-秋田は半分が単線だ)奥羽本線との比較は酷かもしれない.

が,青函トンネルを含む海峡線区間でさえ,軌道状態の悪さを感じた.体感的には,南千歳-(石勝線)-新落合信号場-(根室本線)-釧路と同程度.おそらく,海峡線区間における北海道新幹線関連工事に,軌道の再敷設は入っていないと思われ,新幹線の運行に不安を感じた.

現在の予定では,貨物列車のスジを確保するために,当面140km/h程度の運転にとどめる,とのことであるが,何らかの対策を施したところで,実は,「そもそも軌道状態が新幹線の運行(200km/h超)に対応していない」というオチになりかねないのではないか?

とはいえ,専門家がきちんと検証しているはずなので,素人乗り鉄ごときがとやかく言うべきではないのだが.