2012年9月アーカイブ

「マッカーサーの子供たち」が動かす日本の行く末=自由と権利「だけ」を教え込まれると...

本日の,「そういう見方もあるのか.」の記事.記事中の「ボストンタクシー運転手」の件の真偽はおいておくとして,その言わんとするところは,戦中の海軍兵学校校長を務めた井上成美の「私は,ソルジャーを作るのではなく,ジェントルマンを作ることを意図した.英国の歴史をみてもわかるとおり,ジェントルマンは戦場でも立派に戦うのだ.」という考えに通じるところがある.方向は真逆だが.

少なくとも,我々日本人が曲がりなりにも自由と民主主義を享受することができるのは,日本国が主権を保持していること,また,日本国には「その方がトータルとして効率的」であるからに過ぎない.
# 脱線するが,この点で「自由と民主主義を世界に広める」ことを使命とする某国の国家目的は誤っていると考える.

すなわち,等しく教育を受け,主権を保持することの必要性を認識し,自由と責任が不可分であることを「我々が認識している」,という大前提があるから成り立っている.
その点では,戦後民主主義教育は一定の成果を生み出してきたと考える.

残念ながら,そこからこぼれた人たちもいるようだが.ああ,上記の認識は持っているが,様々な情報・経緯を比較評価して判断することができない人たち,が正確か.

えてして議論にならないこの方々,どうしたものか.

J-anpi

| コメント(0)
災害時の安否情報を横断的に検索、共同サイト「J-anpi」立ち上げ

このへんもウオッチしていかないと,です.

革新勢力()の既得権益化

| コメント(0)

安倍晋三vs朝日新聞 (池田信夫)


本日のなるほどなあ,のコーナー.おそらく,60年代70年代には輝かしい論理であっただろう,「平和主義」「社会主義」そして「護憲運動」.しかし,その結果は・・・・,まあ,見ての通り.ひょっとすると,「理念は正しいが,手法が誤っているため現実が追いついていない」と思っているのかもしれないが,50年続けてきて,なのだ.根本的に誤っていると見るのが妥当だろう.

また,彼らのリクツは,どこかに選民意識が有りはしないか.「一般大衆は無知蒙昧であるから,我々が正しく導いていかねばならぬ.」と.

どこかの国々と違い,日本人は,自らを冷静に,客観的に見ることのできる理性とそれを裏付ける知識を持っている人が多数を占めている.そこは,先人が進めてきた戦後教育の誇るべき点だろう.そろそろ,日本人を信じてみてはどうか.

そうではなく,未だに,自らが国論をリードできる,せねばならないと思っているのならば,現実をたたきつけるまでだろう.少なくともマスメディアと一般人との情報の非対称性は解消されつつある.現代は,良質な1次資料に容易に触れることができる世界なのだ.
# 情報通信技術の一部に関わる人間として,これほど喜ばしいことはない.

これからが楽しみである.

日本が通せんぼ

| コメント(0)
日本周辺地図(google Earth)

日本人は普段あまり意識しないが,この地図を良く見てほしい.

カムチャツカ半島 - 千島列島 - 北海道 - 本州 - 九州 - 南西諸島 - 台湾 - バシー海峡 - フィリピン諸島・・・の線でユーラシア大陸と太平洋が区切られている.そのうちの大部分が日本国.島の間隔も軍事的に言えば恐ろしく狭い.

大陸の国々からすれば,「日本はつくづく目障りな国」である.それでもロシアはカムチャツカ半島と千島列島を押さえているためまだマシだが,朝鮮半島や中華人民共和国から太平洋に出ようと思ったら,バシー海峡か南西諸島を通過する他はない.

特に,これから太平洋へと乗り出したい中国としては,彼らの保有する3艦隊のうち2艦隊(そのうち1艦隊には原子力潜水艦が配備されている)の太平洋への通路である,南西諸島を自国の影響下に置くことが是非とも必要である,といえよう.

だが,そこは彼らの天敵である在日米軍基地が集中している日本国沖縄県.

イヤー,私が人民解放軍海軍軍人だったら,発狂しますな.

ならば,そこら辺の島の一つも奪って・・・,そういえば尖閣諸島といういいカモがあった.普天間移設,オスプレイ配備問題など日米同盟にすきま風が見られるし・・・,
という風に捉えたとしても無理からぬ話.
# ここら辺の沖縄関連の騒動には,おそらく中国の工作が入っているだろう.どれほど寄与しているかは不明だが.
# あ,「最低でも県外」と言った総理大臣が工作員だったのかな????まあ,彼は中国よりも宇宙の啓示を受けてそうだが.

尖閣諸島に関する紛争は地下資源を狙って,ということが端緒であったにせよ,今では上記の理由が大きくなっているとみる.

とするならば,「尖閣諸島に関しては問題を大きくしないため,施設の設置などはしない」という方針が果たして解決になるだろうか.

それよりも,島嶼防衛用の装備訓練(これには,逆上陸作戦も含む)を含む自衛隊の強化(法整備含む)と,「日本は他国を侵略しないが,自国領土への侵略に対しては,断固として反撃する」と宣言することが,かえって問題を大きくしないのではないか.
また,インドに対して防衛協力するのも良いだろう.中古の90式戦車あたり,安く売ってあげても良い位.その金で10式戦車を大量配備すれば一挙両得.
# そうすると,ICJに出てこないどっかのくにが具合悪いなあ.
# まあ,この騒動の元は彼の国の元首が火をつけたから,自業自得か.

これが,昨今流行する「毅然とした態度」の中身ではないか.

なんと言っても,対中国で日本が折れたら,南沙諸島問題などで東南アジア諸国が迷惑する.ここが日本の正念場だろう.
Enhanced by Zemanta

歴史は繰り返す・・・か?

| コメント(0)
昔々,第二次上海事変という事があってだなあ.中国人の立場からすれば,「外国人排斥」というのは正当きわまりない要求なのだが,租界の居住者にとっても,条約で認められているということで,彼らにとっては「外国人排斥」要求そのものが不当な要求であった.

日本はぎりぎりまでそれに耐えるのだが,日本の将校が殺害された事件をきっかけに「キレ」た.居留民保護を名目として,上海に陸軍を送り込み,そのまま中華民国の首都南京に進撃した(このとき,いわゆる「南京大虐殺」があったとされる).

という歴史を中華人民共和国の指導者層が知らないわけではあるまい.ここ数年の行動により,ただでさえ彼らの言うところの「軍国主義勢力」とやらが力を持ち,彼らに友好的な「理解ある日本人組織(政党)」の支持がやせ衰えている(ように見える).いい加減,国内問題を反日行動に転嫁することをやめてはいかがか.

日本も,そろそろ「チャイナリスク」と,市場としてあるいは生産拠点としての魅力はいかほどか,の双方を真面目に評価しないと,いつぞやの道を再度通る事になりかねない.再考するいい機会ではないか.

外環道(東京区間)着工

| コメント(0)
東京外かく環状道路(関越~東名)の着工式を開催します(pdf)

計画策定時(1966年)には高架で建設する予定だったのだが,計画変更により地下構造に変わった.最深70m(wikipedia)となる見込み,と聞くと「本当にできるのか?」と思うが,山岳トンネルならば,その程度の土被りは当たり前,というかそれ以上もある.違いは,上に人が住んでいる可能性が高いか低いか.

いずれにせよ,この区間の開通により,関越道-大泉JCT-外環道埼玉-美女木JCT-首都高5号池袋線-熊野町JCT-首都高中央環状線-大橋JCT-首都高3号渋谷線-用賀IC-東名高速の,大回りが解消される.これは大変良いこと.

安全に気をつけて,着実に工事してほしい.

一言の重さ

| コメント(0)
失言というのは,得てして政敵・マスメディアの揚げ足取りなのだが・・・.

石原幹事長「中国は尖閣に攻めてこない」
これって,「人が住んでいない場所はどうでも良い」という認識なのだと.

それ以上に,「彼は,尖閣の領有権を争う気などない」という認識を中国側に与えてしまうことになりはしないか.

その点では,「福島原発の第一サティアン」 石原幹事長が発言(なんてな)以上の問題発言であり,政治家としての見識を疑う.

たったの一言で状況を一変させてしまう力が政治家にはある,ということはここ一ヶ月で,どっかの島に上陸した何とかさんが身をもって示したと思っていたのだが.

お祭りは仕事した後で!!

| コメント(0)
予算執行抑制を閣議決定、11月までに一般会計で5兆円規模

どーすんの,これ.

代表/党首選だ,総選挙だ,なんてはしゃぐ前に,国会の唯一の仕事をきっちりこなしてくれ.そのために高い給料払ってるのだから.

ホント,給料来なかったら,今年後半は仕事しないぞ.

京急空港線問題(?),決着

| コメント(0)
なぜ大田区は京急電鉄への怒りをおさめたのか

最近,京急蒲田駅から,朝の空港線に乗る機会が増えた.蒲田を出た直後であることと,それに加えて急カーブのために低速のままの列車.そこに存在する踏切.

しかも,幹線道路なのだから恐れ入る.大田区民でなくとも,「何とかしようよ」と思うだろう.道路交通のために.

その通り,何とかしようとしているのだが,大田区が何とかする「目的」をはき違えたようで.

京急もご苦労様.

ただ、今後「蒲田飛ばし」はあり得るだろうな.スイッチバックの必要がある横浜方面との直通列車のみ蒲田停車となり,品川方面とは通過,とか.蒲田にはそれを覆すだけの需要はないだろうし,そもそも京急が通っているだけ有り難いと思いな,といったところだろう.