2012年2月アーカイブ

最近のお気に入り

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たまには柔らかい話題でも。

孤独のグルメ

松重豊がいい味を出しているのだ。

「グルメ」と銘打っているだけあって、料理メインなのだが、その前振りがわりとおもしろい。

旨く表現できないが。

一度見てみることをおすすめする。





Secunia PSI

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Secunia PSI愛用中。

WindowsPCにインストールされているソフトウエアを検査し、脆弱性が存在するバージョンではないかチェックしてくれる。

意外なところに古いままのバージョンが使われていたりするので、一度使うと手放せない。しかも無料。

唯一、残念なのは、プロキシ環境下では利用できない点。おそらく、プロキシ環境は企業内PCなどの可能性が高いという判断の元、企業向けには別エディションが提供されているから、ということなのだろう。

最近、ソフトウエアそれぞれにオンラインアップデート機能が搭載されていることが普通になってきているが、必ずしも定期アップデートができているとは限らないので、こういったインスペクションは有用ではなかろうか。

鉄路の冗長性

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既に復旧済みの旧聞だが。
JR石勝線東追分駅で貨物列車が脱線

道東への鉄路は実質石勝線が担っている。
昨年の石勝線おおぞら脱線火災事故(PDF)といい、ここが止まると、途端に札幌方面への移動が滞る。

地図を見ると、根室本線は新得(正確には上落合信号所)から富良野経由で滝川に出ているし、東側は東釧路から釧網本線-石北本線-函館本線-札幌という経路もある。だが、前者は、優等列車の運行はなく、言うなれば、高崎から八高線に乗って東京を目指すようなもの。後者は、(信越本線がつながっていた時代に)信越本線-篠ノ井線-中央本線経由で東京に行くようなもの。どちらも、代替ルートにはなりえない。

また、石勝線は周辺人口ゼロ地帯の日高山脈を貫くため、平行する道路がない区間も多く、事故の復旧が非常に困難となる。複線であれば、まだ上下いずれかの線路を利用した仮復旧なども可能であろうが、当然のように単線。

まあ、所詮50万人口地域での話であるから、全国規模から言うと、盲腸支線なので、がたがたいってもたかがしれているのであるが。

しかし、この不安定さが、特に貨物輸送の分野で、国道274号-国道38号のトラック街道を現出させていると思われてならない。

コスト=効率

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一般的に言って、コストが高いものは、何らかの無駄が生じている。

その、無駄こそが人生の余白だったりするので、一概に否定はできないのだが、発電という分野で考えてみると、高コストな発電=効率が低い=無駄にエネルギーを捨てているということになり、全くエコロジー(笑)ではない。

って、だけなんだけどなあ。

災害とFMEA

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やや旧聞だが、首都直下型地震の確率、「4年で50%以下」に修正なんだそうな。

メーカーのエンジニアならば常識だろうが、FMEA(Failure Mode Effects Analysis)を行う場合、影響度と起こりやすさのかけ算で指標を出す。しかしながら、影響度が大(人命が失われる可能性がある)ならば、起こりやすさに関わらず対策しなければならない。

# 設計時に行うFMEAならば、すべてに対して対策済、でなくてはならない。

地震は、影響度は大なのだから、確率にかかわらず起きるものとして、対策しなければならない。起こりやすさに関わらず。なので、個人の防衛としては地震の備えは怠ってはならない。

とはいえ、大人の事情(=お金)で、公的な対策の優先度づけは必須なので、その場合にこういった指標が利用されるのは仕方がない。

地震学者には怒られるかもしれないが、未だに地震のメカニズムが完全に解明されているわけではないと思っている。なので、数字に不確定さが含まれるのは当然で、その上で、現在の知見から10%程度のざっくりした確率を出しているのはアカデミックの誠実さ。

ってなぐらいの話だと思うが。文系の多いマスメディア(って言っちゃいけないが)は、数字に踊らされすぎ。