2013年5月アーカイブ
現代の我々からみると,国力差10対1の無謀な戦いとしか思われない日米戦争だが,時代の空気としては無理からぬ面があったのかもしれない.
上記リンク参照.
日本は1930年-1940年でGDPが倍増しているという事実.これで「日本は強くなった」「米国恐るるに足らず」と思ってしまった側面はあったのではないか.
・・・それでも,1940年時点でGDP比5分の1,なのだが.
なぜ,こんな古い話を持ち出したのか.
現在,GDP世界2位と世界10位台の2国,同じような状況になってはいないだろうか.2位は対米,10位台は対日で.
特に,2位は「夜郎自大」の言葉を発明したはずなのだが.自国の立ち位置を客観視することは,難しいものなのか.