突然の知らせ.ご冥福をお祈りします.「征途」「レッドサンブラッククロス」「侵攻作戦パシフィックストーム」「覇王信長伝」「遙かなる星」「地球連邦の興亡」など,楽しませてもらいました.特に真田忠道はキャラ立ってたなあ.ほとんどを未完のままで旅立たれたのは,らしいっちゃらしいかもしれません.
あと,「HOTD」.
突然の知らせ.ご冥福をお祈りします.「征途」「レッドサンブラッククロス」「侵攻作戦パシフィックストーム」「覇王信長伝」「遙かなる星」「地球連邦の興亡」など,楽しませてもらいました.特に真田忠道はキャラ立ってたなあ.ほとんどを未完のままで旅立たれたのは,らしいっちゃらしいかもしれません.
あと,「HOTD」.
朝鮮半島有事で「在日米軍出撃に日本の了解必要」 安倍首相発言に韓国「根拠ない」と反発
これって,北に対するメッセージでもあるのでは?
「拉致問題への対応如何では,北主導での半島統一は妨げない」と読んだのだが.うがち過ぎかね.
Japan urges airlines to disregard China air zone rules
防空識別圏ってのは勝手に宣言する性質のものだが,それはこんな挑戦を受けるということでもある.おそらく,嘉手納からは米空軍のF-15C,ひょっとすると那覇からは空自のF-15Jが日本側の設定した防空識別圏内の「パトロール」を頻繁に実施する事になっているはず.
レーダーなどの監視体制,遠方までのスクランブルを実施するアラート体制,これらを継続すること,全てが問われる事となる.
当然,こちらも同様の負担は強いられるが,冷戦時代(様々な意味で)今よりはるかに弱体な空自は,強力なソ連相手に防空任務を全うしてきた.
地道な任務だが,補給は怠りなく,可能な限り人的損耗は押さえて頑張っていただきたい.
児島譲の朝鮮戦争あたりは読んだのだが,米国からみて朝鮮戦争とは何だったのか,という問題意識で書かれた本を読みたくて,買ってみた.
著者は,「暴虐なる大日本帝国から解放された朝鮮半島が,さらに共産主義者の侵略に晒されているので,南側の市民を守るための戦争」という見方なのだなと.いろいろ間違えている見方だと思う.あくまで太平洋の安全を確保する,そのための重要拠点である日本列島を守るための縦深(=朝鮮半島)を確保するための戦争,これが朝鮮戦争だ.さしたる資源がない朝鮮半島の,米国にとっての(そして日本にとっての)価値はそれだけ.
# 中国の介入が地続きの満州から行われたことによって,日本帝国が満州を確保しようとした意味も理解できると思うのだが.まあ,ご愁傷様ですな.
ただ,それだけでは戦えないのだろう.だから,「かわいそうな市民を助けに行く正義」を声高に叫ぶ.たとえ,それがファンタジーであったとしても.未だにそのプロパガンダに縛られているのは滑稽だが,自ら蒔いた種なので,最後まで面倒をみていただきたい.
# あと,「マッカーサーの戦争」という見方も出来る.「半島は空軍力だけで防衛できる」という彼の予断から南進が始まり,仁川上陸によって軍人としての最後の名声を得,「中国は介入しない」という予断から泥沼化し,彼が司令官から解任された後はさしたる大規模衝突もなくだらだらと休戦会談が行われ,休戦した(積極的に続けるという闘志を燃やす指揮官がいなくなった).
「ひゅうが」「いせ」に続く,三隻目の「全通甲板をもつヘリコプター搭載護衛艦」.「ひゅうが」「いせ」は,航空戦艦に改装された旧海軍の「伊勢型戦艦」の名前も意識したなかなかしゃれた名前だが,そうきたか.太平洋戦争では前線にはでていないものの,上海事変以降の大陸における海軍関係の作戦は,第三艦隊旗艦「出雲」から指揮されていた.
まあ,鉄からするとブルートレインの名前,の方がなじみ深いか.
一部では,「独島艦」に対する遠回しな当てこすりではないか,との意見もあるが,いずれにせよ三艦すべて「ヤマト」の成立に深い関わりのある旧国名であり,なかなか「わかっている」名前ではなかろうか.すでにいずも型は二番艦も建造が決定しており,こちらがどんな名前になるか,注目.(「ヤマト」と関係が深いといえば,あと,・・・・・けどあの名前はたぶん永久欠番だろうし,ここは「せっつ」か「やましろ」をあげておく)
とはいえ,名前もさることながら,個艦防御兵器はほとんどないといってよいこの艦,「護衛艦」の看板に疑念を抱く向きもあろうが,戦艦,巡洋艦がほぼ絶滅した今,大型の戦闘艦艇は全て「護衛艦(あるいは駆逐艦)」と呼ぶのは適切ではないだろうか.「空母」というと「軍靴の足音が聞こえる」方々への「配慮」にもなるだろうし.
いずれにせよ,せっかくの艦,十二分に活用していただきたい.
F35ステルス戦闘機、日本が共同製造参入へ(YOMIURI ONLINE)