東京外環状線湾岸部->りんかい線・京葉線

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前史「京葉線台場トンネル」 - りんかい線東臨トンネル(1)

東京貨物ターミナル - 新木場 - 市川塩浜 - 西船橋 - 南浦和 - 西国分寺 - 鶴見 - 浜川崎 - 川崎貨物 - 東京貨物ターミナル(現在の名称) と,都心20km圏を環状に取り巻く貨物線として計画された東京外環状線.
鉄道貨物輸送の衰退と都市化の進展によって一部区間が武蔵野線,京葉線(新木場 - 市川塩浜 - 西船橋)と旅客線としても活用されている.

上記は,東京貨物ターミナル - 新木場間+アルファを旅客転用したりんかい線の工事誌をまとめたリンク.

大崎 - 品川シーサイド - 天王洲アイルの新設区間と既設区間の接続部分工事をみると,一言で「転用」と言っても,転用特有の大変さがあるのだなと感じる.現在の品川埠頭分岐部信号場だ.もともとの「本線」が八潮車両基地への引き込み線になったこともあると思うが,平面交差となっているため羽田空港乗り入れが実現した場合,ダイヤ上のネックになるだろうな.

廃線・未成線も興味深いが,現役の路線の歴史をひもとくのはやはり楽しい.

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